受講を重ねるうちに、周囲の方々から「きれいになった」「良くなった」と褒められることが多くなり、自分でも

以前より毎日が楽しく充実して、「幸せに生きている」と感じられるようになりました。                             

SIさん 30代 内科医 仙台市 ベーシッククラス アドバンスクラス カラーとファッション、

心を伝えるおたより講座 日本舞踊入門 一人で着物を着る


 学生時代も,内科医として大学に勤務してからも、「女らしさ」を捨てることを周囲から求められ、ただ無我夢中の十年が過ぎていました。

「結婚」を意識する年齢になり、医学のことしか知らない常識知らずの偏った女性になっていた自分を「このままではいけない」と

真剣に悩み始めた頃、丹生谷先生のお教室のことを知り、思いきって問い合わせました。先生の美しい声に感動し、

どきどきしたことは今でも忘れられません。お送りいただいたカリキュラムと美しい筆文字のおたよりには先生のお人柄が

にじみでていて、吸い込まれるように入会を決意して、当時暮らしていた金沢から、毎月の東京通いが始まりました。

 

ベーシッククラスは新しい驚きの連続でした。これまで「エレガントに美しくいきいきと生きる」ことなど考えたこともなかった私に、

先生は貴重な体験を通したお話を盛り込んで、女性として人として大切なことをわかりやすく教えてくださるのです。

 

受講を重ねるうちに、周囲の方々から「きれいになった」「良くなった」と褒められることが多くなり、自分でも以前より毎日が

楽しく充実して、「幸せに生きている」と感じられるようになりました。自分が好きになると人にも優しくなれるんですね。

仕事にも張り合いができ、自分の中のずれていた歯車がぴたっとはまって勢いよく回り始めた、そんな感覚でした。

 

二年目はアドバンスクラスに進みました。先生にいただくアドバイスを通して自分自身を客観的に知り、自分に自信が持てるようになり、

精神的にも余裕を感じるようになった頃、自然に幸せが舞い込んできたのです。アドバンス修了時には結婚も決まりました。

結婚生活にもクラスで学んだことを取り入れて、心から豊かに毎日を楽しんでいます。アドバンスクラスを受講していなかったら、

こんなに前向きに明るく人生を送ることはできなかったと心から感謝しています。

 

結婚してからお礼状など何かと手紙を書く機会が増え、いつもワンパターンのつまらない文章ではいけないと、三年目には

おたよりの講座を受けました。数ある『手紙の書き方』の本のような文章をよしとしていたことが間違いだったと気づき、自分の心を

表現するために言葉を磨くことの大切さや、季節を感じたり感動する美しい心を持っていなくては、自分らしさがあふれる心に残る

おたよりなど書けないことも学びました。便箋、切手、ペンの選び方、美しい文字を書くコツやスペースの取り方に至るまで丁寧に

ご指導いただき、今ではお手紙を書くことが楽しみになり、自分自身の感性も磨かれてきたように感じています。文章や言葉とともに

心もまた磨かれる、充実した内容の講座でした。

 

ベーシッククラスのファッションの授業で学んだパーソナルカラーにとても興味がありました。自然光の中で鏡の前に座る

私の胸元に先生が次々と色々な色の布をあてて顔映りを見てくださるのですが、私の場合は明るい黄色やクリーム色をあてると

顔がぱっと明るくなり、肌も透明に輝いて見えるのです。逆に黒や紺、くすんだ緑をあてると途端に疲れた老け顔になり、自分でも

笑ってしまう程でした。それまで黒は好きで結構着ていましたが、どう見えているかに気づくと、もう着る気にはなれません。

すべて人に差し上げてしまいました。

 

色についてより深く学びたいと思いカラーとファッションの講座を受講し、色を理解するようになってからは、お店に行っても

似合うものを迷わずに選べるようになりました。今ではワードローブはすべて自分に合った色とデザインのものに統一されています。

「お洋服がお似合いですね」と褒められることが多くなったのもこの頃から。自分に合った色を知ることは自分を知ることであり、

そしてお洒落の第一歩であるということを実感しました。

 

金沢でお茶を習い始め、初めて出席する初釜パーティにどうしても自分で着物を着たいと思い、丹生谷先生にご相談して

お正月休みのたった二日間で着つけを特訓していただきました。

いつも美容院で突っ立っているだけでいつの間にか着せられていた着物。何から身につければいいのかすらわからない

状態からのスタートでとても不安でした。でも先生は「着物の構造とちょっとしたコツがわかれば簡単ですから」と余裕の笑顔。

一日目は丁寧に説明していただきながら最後まで着つけ、二日目には何とか自分で着られるようにまでなっていたのには

自分でも驚きました。 

髪のまとめ方も教えていただき、その後も家で何度か練習して、初釜には願い通り自分で着つけをして出席することができました。 

私にとっては忘れ難い素晴らしい経験となりました。今では髪と着つけにかかる時間は三十分程度、気軽に着物でおでかけしています。

 

受講生の声一覧に戻る